毎回、様々な趣旨を設けて開くPianightですがなかでもすこし変わり種な「夜梅の会」。教室を囲むように咲く紅白4本の梅の木を眺めながら集う”ちょっと隠れ家的な夜”ということで2012年も昨年と同様に2月下旬の会となりましたが今年は寒波の影響で1週間ほど梅の開花が遅いとか。とは言え夕方まで降り続いた雨も止み、雫をまとったすこし小ぶりな梅の花もなかなか綺麗でした。ふだんピアノの演奏に使っているコードを応用して楽しむ弾き語りを題目としたショートセミナーに始まり、ボーカルを交えての演奏~恒例豪華抽選会?へと進むなかで人前での練習も兼ねてちょっと勇気をだして演奏してみようかな!なんて素敵なBGMも交えながら。年齢性別、お仕事や住まいも様々な皆さんですが、だからこそ意外な会話の広がりや面白い発見もあったりして・・・語らいにも自然と花が咲くから不思議です。ライトアップされた梅・ゆらゆらと揺れるキャンドルの灯りを囲みながらピアノを楽しむ大人の素敵な夜は深まります。

ところでこれ何て読むんだ?という根本的な論議が・・・
どうぞ「やばいの会」と読んでください(写真左)。
教室の歌姫 Huangさんの調べについつい杯も進みます(写真右)。
奥と手前のライトアップを外から撮影。
ご近所さんもちらほらと見物に(写真左)。
特設ULS(Umenoki Lighting System)を照射(写真右)。
夜の梅にいちばん喜んでいたのはパンダのあっくん!?

今回のショートセミナーでスポットを当てた弾き語りはピアノを弾く方の多くにとって馴染みの薄いものかもしれません。でもせっかくふだんコードに触れているのですから!ということでポピュラーピアノ・ジャズピアノの副産物とも言える弾き語り。1000曲余りの楽譜を前に「ふたつの伴奏パターンを応用することで全ての曲が弾ける」というところに触れましたがシンプルな伴奏パターンのなかにふだん練習している装飾などのアレンジを盛り込むことで更に楽しみが広がりますね。大切なことは弾き語りをコードに慣れ親しむための練習として応用するというところですので、ぜひ気軽に挑戦していただければと思います。

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この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。