お正月もあっという間!年も明け2018年になりました。皆さん暮れの大掃除は大変だったようですがサプライズな再会もあったようですね?本棚を整理してたら出てきた数々の楽譜や音楽理論書。この1月はそんな “買ったきりしまわれていた本” をお持ちいただいて相談を受けることもしばしばです。捨てるのはもったいないけれど本を開くとやっぱり難しくてまた1年そのままになったりして。こんな本を1冊や2冊お持ちの方も少なくないと思いますがそれではもったいないですからお気軽にご持参ください。どうしてもイメージを掴めない楽譜や意味を理解できなかった理論書。どの本にも音楽の楽しみを広げるヒントが秘められています。

理論書の場合は本ごとに用語や進め方に若干の違いがありますので何冊か同時に目を通すと混乱することもありますが1冊をきちんと理解すると本ごとの微妙な違いも吸収できますね。ジャズのアドリブ用練習教材ではその用法が解らないのではかどらないという方が多いようです。用法は後で解ればいいので書いてあるアドリブのためのエクササイズを全部なぞりましょう!というのも間違いではありませんがやはりイメージを実感しながら取り組めると楽しいですね。楽譜でも理論書でもアドリブの練習教材でも紙から音にできなければ意味がありませんから実際に曲へ応用してサウンドを確かめながら。レッスン課題と平行して1音づつ1ページづつゆっくりひも解いていきましょう。

さてどれから?カフェスペースにて(写真左)
楽しみを広げる宝の山!ドサっと名著の数々(写真右)

教室では楽譜はもちろん基礎楽典や基礎練習、音楽理論からアドリブ練習までのプリントをその都度お渡ししていますが1冊の本をマスターするというのもまた達成感がありますね。聞くところ “手元の教本を持っていくのは気が引けて” という声も多かったのですがそこはどうぞご遠慮なく。

  • 基礎練習の教材はご要望や状況に応じてクラシックの古典教材を購入いただく場合があります
この記事について

この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。