東京も久しぶりの大雪となった2018年1月のとある日曜日。娘さんのコンクール出場へ向けてサウンドを詰めたいというご相談を受けお母さんとご一緒に来室いただきました。通常のレッスンクラスとは異なりコンクールへ向けた音づくりや結婚式などでの演奏を目的としたイベントピアノクラス。数日に渡り細部の聴かせ方を模索しましたが、細かなニュアンスの付け方でがらっと変わる印象をひとつひとつ確認するなかでポイントが見えてきましたね。普段はお母さんが指導されているとのことで何度でも間違えずに通せる土台の上に雰囲気もよくでていますから更にその先の世界へ。こう弾くべきだという絶対的な正解がない故に悩むところでもありますがここが楽しいところですから数ある案を”たくさんの解釈”と捉え自分の音をつくれるようになるといいですね。

スタジオ部門(追記:2020年4月に別サイトとしてリニューアル)の機能を活かして録った音源もさっそくiPodで聴いているとのこと。聴いて感じて再現してみましょう。ピアノって隠せないから面白い?楽譜って音の高さと長さしか書いてないんだな~と。改めてピアノで表現することの奥深さを感じると共に音楽の楽しさにこちらまで心が躍ってしまいました。そういえばお子さんの写真って珍しい?大人のための教室としてレッスン枠の確保や特色づくりなどの理由からお子さんのレッスンは実施していませんが講師が子供嫌いということではありませんので!イベントピアノクラスでは様々なご要望に対応させていただきますのでお気軽にご相談ください。

録音をチェック!聴こえなかった音が見えますね(写真左)
現役ティーンのカルチャーに発見連続な休憩中(写真右)

今回の楽曲は星野源さんの恋。ふだんクラシックを中心にレッスンを進めているとのことでポップス特有のニュアンスに悩むところもあると思いますが楽しく弾くと楽しく聴こえますからコンクールを思いきり楽しんでくださいね。入賞したら3人でや○肉というお話でしたねお母様?覚えてますよ なんて。Nちゃん頑張って!

この記事について

この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。