Bluesというとどんなイメージでしょう?日本では○○○○町ブルースのようにちょっと気だるい歌謡曲という捉え方も定着していますが本来はジャンルであり音楽の形式でもあります。4小節の節を3回繰り返すというシンプルなブルース特有のメロディーはジャンルを問わず演奏されジャズの世界でも身近なもの。ブルースの名曲はジャズのスタンダードナンバーにも沢山ありますがそんなブルースの曲を自分で書いてみよう!というイベントウィークが2016年2月からスタートしました。

MAKE BLUESと題して開期はのんびり4月末まで、曲が完成したら教室で楽譜を作成し額縁に入れてプレゼントいたします。ポピュラーピアノクラスではレッスンの内容を活用してオリジナル曲を書いたりそのアレンジを組み立てたりと作詞作曲を楽しまれる方も少なくありませんが、ジャズピアノクラスではレッスンや各種イベントでスタンダードナンバーを中心とした既存の曲を演奏することがほとんどですからちょっぴり新鮮な初体験に発見も多いことと思います。

楽譜は浄書して額縁に!ついでにCDも(写真左)
いつもお世話になります!on Drums木部さん(写真右)
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NO PARKING / MIDORI
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完成1番手はMIDORIさん。クルマで街を走りながら駐車場を探すもののなかなか見つからないイライラからイメージが膨らみ?!完成したNO PARKING。タイミングよくトリオで録音できる機会がありましたので教室でレコーディング(Bass/Wal Norryman)しました。たった12小節の曲から即興演奏が広がりますがこうしてブルースに触れてみるとその歴史やブルーノートなどの楽理を通してジャズ全体の理解も深まるから面白いですね。

  • MAKE BLUESはジャズピアノクラスの無料企画です
  • 掲載音源はウェブ用に加工したもので音質に多少の劣化があります
この記事について

この記事は2024年1月のウェブサイトリニューアル以前のものです。旧サイトからの移行に際して必要な修正を加えましたが文章はあえてそのままにして当時の面影を残しました。少々見辛い部分もありますが読みやすくなるよう少しづつ整えていこうと思います。