映画ラストサムライになぞらえるのは激動の時代を生きた侍に恐縮ですが、ここ数年でDTMの在り方には劇的な変化がありました。その正体はもちろんAI、Macで音楽を作るDTMクラスもこの変化のなかで新しい形を模索しています。AIが便利なのは間違いありませんので音楽がAIに侵食されるというようなネガティブな思考ではなくテクノロジーを上手く活用して豊かになれたら本当ハッピーなんだと思います。歌詞だけはと言いたいところですが・・それすらも生成して数分後には音楽が完成するのだから驚きですね。大きく変わるであろうこれからの社会、いろいろ考えさせられますし難しい課題もあると思いますが夢のような時代なのかもしれません。
ピアノのレッスンにDTMをプラスしてオリジナル曲を制作しているユリさん。今回は完全な“打ち込み”という従来の方法で楽曲を制作していますが、詞とメロができたらコードを決めてMacでオケを作ってご自身のボーカルを録ってミックス作業・・となるとトータル10時間はかかる見込みです。作業の大半は前述した打ち込みというデータ入力ですがAIを利用すれば10分で形になる!?そんなことを思いながら脳裏を過ったのがラストサムライでした。刀が鉄砲に変わるとか明治維新とか・・それにも匹敵しそうな変革ですが、各工程の意味を理解した生身の人間が情熱を傾ける作品は尊いものですので美味しい付き合い方を模索していこうと思います。

