コロナ禍のアルバム制作

およそ3年に渡り続いたコロナ騒動も落ち着いてきた頃ですが当時を振り返って記事にしたいと思います。当時は教室のイベントも全面的に中止せざるを得ない状況でしたので恒例のJazzPianoLiveも2020年度は開催を見送りました（2021年2022年は開催時期に感染者数が減少したため厳重なコロナ対策をとりながら開催）。2003年から続けてきましたので残念でしたが当時の状況を考えれば是非もありません。そんな状況のなかでJazzPianoLive2020の代替企画としてJazzPianoRecordingを実施、収束への願いを込めて全編長調のアルバム「BYE BYE BLACKBIRD」が完成しました。コロナは紛れもなく負の出来事ですが、だからこそできたアルバム制作なのかもしれません。負の遺産と言ったら失礼ですがそんなこともこのアルバムのトーンになっているような気がします。

レコーディングは教室で！ジャケット写真は近所の電線にとまっていた鳩？お陰様でプレスした100枚もSOLDOUTです。企画したのはいいけれど時はコロナ禍、感染者数が大幅に減少した時期に日を分けて録りましたのでスケジュール調整も難航しましたが何よりは対策に気を配りました。演奏中もマスクを着けてテイクごとに換気して鍵盤を消毒・・今思えば本当に大変な企画でしたが、だからこそ参加者一人ひとりにとってより深い思い出になったのではないかと思います。

 収録曲

1. THE GOOD LIFE
2. SMILE
3. CUTE
4. IT’S ONLY A PAPER MOON
5. BYE BYE BLACKBIRD
6. MISTY
7. A CHILD IS BORN

Piano THE SEVEN PIANISTS
Bass NAHNE TNARK
Drums TAKI TANABE

「さようならコロナ」という想いを込めてコロナをBLACKBIRDに例えたアルバムは20代から70代の7名による7曲を収録。スタバで流れてそう！趣味の域を越えてる？という声をいただきますが、本当に全編を通して気持ちよく聴けますし “おやっ”と思うところもないのは当然？いえいえ。これがなかなかどうして難しいことですから練習の成果に他なりません。更新をさぼって日が経ってしまいましたが改めて皆さんお疲れ様でした。