生徒さんの年齢層は10代から80代と幅広く、50歳を機に始める方もいれば還暦の記念にピアノに挑戦するという方もいらっしゃいます。皆さん口を揃えて「小さな頃にピアノを習っていればよかった」とおっしゃいますが、そういった“ある意味で欠けた部分”もその人の音になっていくのがピアノの醍醐味です。ベーシックな技術やセオリーはありますがその人その人の音がありますし人と比較できないのも音楽の素敵なところかもしれません。そしてそれは80代後半から始めても同じだったりして今年で90歳を迎える横浜のゆーさんにはいつも感動をもらっています。
出会いは娘さんからいただいたお電話ですがお身体に不自由もありますので出張レッスンに伺っています。ピアノを始めたからには早く両手弾きしたいところですがそこで役立つのがポピュラーピアノのコード弾き、それがどんなに簡単な伴奏でも左手が付いたときの嬉しさといったらありません。ボケ防止だからなんて言いながら毎日練習していますし少しずつ音楽への欲望!?も芽生えてきたようですが、自分が90歳になったとき・・こんなに自然体で新しいことを楽しめるだろうか?こんな穏やかな顔になりたいな、なんてただただ尊敬してしまう横浜の夜でした。

